仕事の決断を何に頼るか

改元に基づく連休も明け、普通の生活にもどりつつある方も多いと思います。
私は10連休、久しぶりに「仕事」から完全に離れていました。長いようであっという間でした。よい気分転換とだんなさん孝行が出来たと思います。
新しい元号「令和」に変わり、「気持ちを一新」して新しいことに取り組む方もいらっしゃるかもしれません。験担ぎの意味もあるでしょう。
皆さんは「験担ぎ」を信じますか?占い、迷信もそうですし、よくネットなどで言われるような「こういう服装をしていると仕事がうまくいく」などの若干迷信のような情報も信じますか?
占いも迷信も全く根拠がないものもありますが、「統計学の一種」と考えられているものもあります。意外に当たっていてびっくりすることもしばしばです。
仕事とは決断の連続
特に経営者は日々決断の連続です。経営者でなくても仕事とは決断の連続だといっても過言ではありません。
「自分の考えは正しいのだろうか」「背中を押してほしい」そんな時に「大丈夫」と声をかけてくれる存在はどれだけありがたいことか。
「経営コンサルタント」5社と取引していた会社にいた時、当時は「何故、うまくいかなかったときに責任も取らないような連中に大金を支払うのか」全く理解できませんでしたが、今なら分かります。自分が「決断の連続」の立場に立たされたとき、客観的な意見はとてもありがたいのです。例え結果が伴わなかったとしても、彼らは自分の決断を後押ししただけだと理解できるからです。
ただ、一般の社員には理解しかねる行為だということは、経営者は知っておくべきだとも感じます。
その情報は誰にでもあてはまるのか
「靴と服がちぐはぐな人は仕事がうまくいってない」「投資は必要」などいろんなことが言われますが、あくまで統計上の話だと理解するべきです。
私の周りに「靴は一足、履きっぱなし」「お金はなるべく使わない」「服は何年でも同じものを着る」なんて人もいます。世間一般的に「そういうタイプはうまくいかない」などと言われるのでしょうか。悪く言うと「無頓着」よく言うと「とても自然体」です。
その方は少なくとも私からみて「非常にうまくいっている」のです。
私は何か決断しなければならないときその人を思い出し「結局最後は自分次第」と思い直すことにしています。
最後は「自分」
「誰の言うことを聞けばうまくいくのだろう」ではありません。最後は「自分」の声を聞き、自分の身の丈と可能性を思い出してほしいです。あまり蓄えもない、心の余裕も大義もない状態なのに、「見栄」「誰かの意見」で動くべきではありません。逆に「これはなんとしてもやり遂げる」という思いがあるなら、誰が何と言おうとやり抜くべきだとも思います。
私の周りにいる経営者はだいたい人の言うことは2割くらいしか聞いてないように感じます。それでよいとも思います。皆「他人を思いやる心の余裕」があり、往々にしてそういう人は「流されない」です。
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