「論語」にもうたわれるパワハラ

2019.03.26 (火)

歴史、古典が好きで、月に一度朝7:00から素読会に通っています。漢語の響きが心地よく、朝から声を出すことも気持ちよく、3年くらい続けています。

 

 

先月は論語。2500年前の中国の「孔子語録」です。2500年も前の言葉にもかかわらず、現代に通用する教えや戒めなどが満載です。人間は基本変わらないのだなあと感じています。

四悪

「四悪」というくだりがあります。このくだりはまるで「会社でのパワハラについて」語られているように感じ、非常に驚きました。詳細は下記です。

 

 

「教えずして殺す之を虐と謂う。 戒めずして成るを視る、之を暴と謂う。 令を慢くして期を致す、之を賊と謂う。 之を猶しく人に与うるに、出納の吝なる、之を有司と謂う。 」

 

教えずして殺す之を虐(ギャク)と謂(イ)う。 戒めずして成るを視る、之を暴(ボウ)と謂う。 令を慢(ユル)くして期を致す、之を賊(ゾク)と謂う。 之を猶(ヒト)しく人に与うるに、出納(スイトウ)の吝(ヤブサカ)なる、之を有司(ユウシ)と謂う。

 

 

直訳は下記となります。

 

民を教えないで、罪を犯したからとて殺すのを虐(むごい)という。注意もしないで良い成果を求めるのを暴(むちゃ)という。命令をゆるくして実行の期限だけを厳しくするのを賊(そこなう)という。どうせ出すものは出さねば成らないのに、けちけちして出ししぶるのを有司(小役人根性)という。政を執り行う者はそうあってはならない。

 

これを現代の会社組織に置き換えてみました。

 

2500年前からパワハラはある

 

*業務上の判断基準や、やり方などを教えもせずに、失敗したらこき下ろし、マイナス評価を与え、社内での居場所を失くすこと。これを虐という。

 

*アドバイスや指導をせず、教えもせずただ「数字をだせ!」「ノルマ達成しろ」など結果を求める。これを暴という。

 

*きちんと命令を下さず、あやふやな物言いで、ノルマ達成・業務完了の期限を厳しくし、「やりきれ」という。これを賊という。

 

* 給料は会社が与えるものなのに、「俺が法律だ」的発言で脅し、やってもやっても正当な評価を与えない。これを有司という。

 

見事にパワハラ会社だと思いました。孔子の時代から組織を運営することは難しいと言われているのですが、パワハラまで論じられているのです。

これ「悪」と言い切られているのです。

 

「悪」です。

 

人間の業の深さにため息がでる。そんなことも「論語」では語られています。

 

 

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