「第11回 国家資格キャリアコンサルタント試験」のキャリア協議会実技試験が終了しました。
今週末はJCDA実技試験です。ご縁あってご指導させていただいた方、またすべての受験された方の健闘と幸運を祈ってやみません。
国家資格キャリアコンサルタント試験は年に3回行われます。特に難しいといわれるのが「実技」試験。相談者役の方と15分間、ロールプレイを行います。審査員2人が凝視する中、緊張するなんてもんじゃないくらい緊張します。
長時間労働は女性を職場から離れさせる
キャリアパス
長時間労働=出世の慣習がやる気をそぐ
またまた久しぶりのコラムになってしまいました。最近では長時間労働是正の動きがかなり高まっています。
しかし、実際のところは昇格ステージがあがるにつれて長時間残業の割合が増えるといわれています。
管理職に慣れてはいけない。
「昨年から管理職になったばかりなんですよ。今までは言いたい放題言ってたんですけど、自分の子供みたいな人間に説明して、やらせるっていうのがどうしても慣れないんですよね……」
管理職になったばかりの人は、多かれ少なかれ悩むと思います。
「自分のやり方は正しいのか」
「部下に舐められてるんじゃないか」
「上司はどう思っているんだろう」
結論から言うと、管理職に慣れることは無いと思います。というか、慣れてはいけないのです。
伝え方は9割以上に大事
怒る女性
「今井先生、組織はむしろ硬直化を目指していると思います」セミナー終了後、受講生の方から言われた言葉です。知らず知らず硬直化している組織はあると思いますが「好んでいる」「あえて硬直化を目指す」組織はありません。
「何を言っても上司は話を聞かない」「明らかにタメになる意見なのに取り上げられない」だからこの組織は硬直化している!組織が硬直化しているかどうかはともかく、自分の伝え方を検証する必要はあるかもしれません。
アラフォー女性管理職は「助けてもらえる人」になれ
人に助けてもらえる、というのは「人をどれだけ信用しているか」「自分のあり方について問えるか」だと思います。
管理職女性が評価されていても自信が持てない理由
「大したことないです」
交流会やセミナーなどで、様々な女性管理職とお会いします。
名刺交換時、「どういうお仕事なのですか?」と聞きます。
「こういう仕事です・・」など仕事内容の説明の枕詞のように「大したことではないのですが」という管理職女性が多いのには少々驚きます。謙遜かもしれません。
でもお話すると「本当に大したことない」と思っているんじゃないか?と思うことも多々あります。