高橋大輔選手の復帰に見る、一度辞めても出戻ることが可能な社会のすばらしさ

2018.10.14 (日)

「フィギュアスケート高橋大輔選手、一年限定で復帰」というニュースを聞いた時、「新しい働き方」を感じ、わくわくしました。

 

一度引退した人間がまた復帰できる。それを暖かく受け入れる社会。なんと素晴らしいのだろう、と感じ入っています。

 

高橋選手は復帰について、「2017年の全日本フィギュアをテレビ放送業務で立ち合い、『それぞれの立場、目標で全日本選手権を戦う選手たちの姿を見て感動し、この緊張感の中で戦いたい、滑りたい』と思うようになりました。もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった、『競技人生やり切った』と思える演技をしたいと思っています。」と述べています。

 

 

彼が引退したのは2014年。当時、ソチオリンピックの結果は総合6位でしたが、フィギュアスケート選手でオリンピックに3大会連続入賞は日本人選手では初。帰国後、メディカルチェックで「右脛骨関節軟骨損傷及び慢性膝関節炎」と診断され2014年3月に開催される世界選手権を欠場。10月に引退を表明しています。

 

 

「スポットライト症候群」だのいろいろ言うかたもおりますが、素直に私は彼の勇気と決断に敬意を表したいと思います。

 

 

海外駐在で退職

私も「出戻り社員」の経験があります。大手の旅行会社を退職したのは、「だんなさんの海外転勤についてゆく」という理由でした。周りが「羨ましい」「海外に住めるなんてあこがれる」というなか、私は当時まだ20代、「だんなさんはキャリアアップになる。でも私はキャリアが切れてしまう。なんて不公平なんだろう」と人知れず悩み、葛藤していました。

 

「キャリアが切れる」という感覚は、一度会社を辞めると二度とレールには乗れないという思いこみが強かったからかもしれません。

 

海外で私は「現地の旅行会社」で働き、それこそ様々な経験を積むことができました。今でも思い出すことすべて宝物のようです。日本にいるだけでは決して経験できなかったことばかりでした。

 

 

日本に戻ったとき

2年後、日本に戻って仕事探しをしようか、と思った矢先、道でばったり前職の同僚に会いました。
「仕事してるの?」
「いや、まだだけど。探しているんだよ」
「じゃあ、うちに来いよ!」
とんとん拍子に前職に出戻りました。ただし派遣社員としてです。正社員として働いていた会社で派遣社員で働くのは、かなり最初は違和感があったことを覚えています。

 

「私は、この人たちとは違う」変なプライドも最初はあったと思いますが、毎日100件近くの電話を受けつつ予約システムと顧客管理システムに同時に入力するという激務に追われ、皆で励ましあいながら業務をこなすうちに、すっかり仲間になっていました。

 

 

その後、派遣社員から契約社員、正社員へ昇格し、留学部門を立ち上げ、さらに当時は珍しかった「シニア世代の留学」がメディアに取り上げられテレビ出演まで果たすことになります。

 

 

辞めてからの経験は貴重

高橋選手は引退後、テレビ出演などし、解説業なども行っていました。彼は様々な経験を積んだのち、「やはり自分はスケートをしたい、戦いたい」と自分の気持ちを再確認できたのだと思います。ただ、間違いなく引退した後の様々な経験は今後の彼のスケート人生にも役立つと確信しています。経験で無駄なことは1ミリもありません。

 

「社員の復帰」に寛大な企業も増えていると聞きます。様々な経験を積み、「やはり戻りたい」と言う社員の復帰にはもっと企業も積極的に受け入れてほしいと願っています。辞めてからの経験は本人にとっても会社にとっても貴重で有益なはずです。

 
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