「今日から俺は!!」が面白い理由。

2018.11.04 (日)

「今日から俺は!!」(2018年10月期日曜ドラマ夜10:30~日テレ)が面白くて毎週欠かさず見ています。私と同世代であれば「うわ~懐かしい!」「いたいた、こういう人!」とひとしきり盛り上がれるドラマです。

 

原作は西森博之氏作の漫画です。今まで真面目だった男子高校生2人が転校をきっかけに髪型を変え「今日から不良になる!」と様々な事件を巻き起こす痛快学園コメディです。「そういうこと、あったあった!」と思い出しながら毎週爆笑していますが、このドラマの舞台は1980年代にもかかわらず、若い世代にも人気があるようです。

Twitterに「この時代に生まれなくて良かった。確実に死んでる」というコメントがあり、「いやいや、こんな人ばかりじゃなかったんだけど」と苦笑しました。そういえば私自身中高生だったころは、「不良」「ヤンキー」「ツッパリ」に憧れていたクチでした。「カッコいいなあ」と思って見ていましたね。

 

「今日から俺は!!」の人気について以下考察してみました。

 

 

本能と超自我のせめぎあい

現代社会で人が本能のおもむくままに生きていたら大変なことになりますが、そうはならないのは何故でしょうか。フロイトの精神分析学では、人間の心の階層構造は「本能、自我、超自我」という3層でとらえられています。理性ともいわれる超自我は、親からのしつけがその始まりとされています。しつけというのは本能の抑圧ともいえます。

 

あれはダメ、これもダメ、と言われ続け、本当は「やってみたい」のに現実的にはなかなか実行するのは難しい。人間は常に本能と超自我がせめぎ合っている心理状態だとしたら、「本能」の部分を思いっきり代替的に体現してくれる「今日から俺は!!」のツッパリ達に愛着を抱くのもうなずけます。

 

なりたくてもなれない存在だからこそ、ずっと憧れを抱き続ける。心の本能を刺激されているわけです。

 

 

「普通の高校生だった」という設定

「今日から俺は!!」の主人公は2人とも元々「普通の高校生」だったのです。転校を機に突然「ツッパリ」になるのですが、この設定は「一般人」の心を揺さぶります。

 

小さいころから悪ガキで……ですと「自分たちとは全く異世界の人だ」「そんな経験想像もつかない」「なるべくしてツッパリになったんだろう」と一線引いてしまいますが、「元は普通の高校生」だと主人公2人との距離感が一気に縮まります。ドラマを見る限り「先生」「両親」との距離感も「普通の高校生」らしさがあり、ますます感情移入し愛着を抱いてしまいます。

 

その道にずっぽりはまっていない

「その道にずっぽりはまるつもりはないけれど」「ちょっと体験してみたい」と思うことはありませんか。変身願望とも異なるのですが、「ツッパリにあこがれるけれど」「リスクを考えるとその道にははまれない」多くの人はそう考えます。

 

ドラマでは生徒全員ツッパリという学校のトップも登場しますが、先輩ヤクザとの関係や、お金のことなどいろいろ大変そうです。

ところが「今日から俺は!!」の主人公は元々は「普通の高校生」なので「ツッパリの世界にあるしがらみ」からも自由です。

 

いいとこどり

普通の高校生とツッパリのいいとこどりです。これは憧れます。「いいなあこの設定!」と思います。このドラマ、舞台はなんと私の出身地の千葉県。ますます見入ってしまうのです。

 

しがらみが多く本能を抑えられている社会人だからこそ、自由でいいとこどりの彼らの破天荒な行動に、憧れを抱いたり愛着をもつのでしょうね。

 

 

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