本気で仕事したことは誰かの記憶に残っている

2018.09.14 (金)

先日、不動産営業時代の友人と会い、昔話に花を咲かせていました。「今となっては笑い話」ネタのつきない会社生活だったので、笑い転げながら語り合いました。

 

 

どういう話題からそんな話になったのか覚えていませんが、友人は現在と当時の私を比べ少し考えながらこう言うのです。「今はとても楽しそうで幸せそうだよね。当時はそうだなあ、キラキラしてた」

 

絶句しました。

 

当時の心境を思うに「ギラギラ」ならともかく「キラキラ」なんて最も似つかわしくない言葉だったので。

 

 

「数字のためならなんでもやる」

当時、毎月毎月ノルマがあり、達成できないと最悪「クビ」です。月末は生きた心地がしませんでした。月初は「ああ、また1ヵ月始まってしまった」とため息をついていました。

 

例えば一ヵ月に撒くチラシの枚数は万単位。寒い日も暑い日も、チラシをポスティングしていました。
「チラシ撒きなんて非効率だ」と言う人がいます。正論です。確かにそうなんです。でも、そういうことを言う人は多分「ノルマに追いかけられる」という心境を知らないんじゃないかとも思います。

 

目標数値達成のためにやれることは全部やっておく。チラシを毎晩配るなんて屁でもない。「この一枚が成約につながるかもしれないんだ」と言い聞かせながら夜中にポスティングするのです。迷惑行為と言われてもやるのです。「数字のためならなんでもやった」まさにそんな状況でした。

 

清濁併せ飲みつつ、息を殺して獲物を狙う。身体はガリガリで目だけ爛々としている。そんな感じでした。どこがキラキラだ、と思いました。

 

 

ミハエル・シューマッハ

「キラキラ」の意味するところがどうしても納得いかないと知り合いの実業家に話したところ、唐突に「F1レーサーのミハエル・シューマッハって知ってます?」ときました。

 

正直F1は詳しくありません。ただ、ミハエル・シューマッハの名前はもちろんよく知っています。

 

「F1に参加できるのはたったの20人なんですよ」今までそんなことも知りませんでした。

 

「赤の皇帝と言われるシューマッハ。歴代では間違いなくナンバーワンドライバーなんです。すごい人です」

 

「ただ彼は嫌われていた……というか勝ちへの執念がすごいというか。マシンを相手にわざとぶつけるとか、『F1史上最もスポーツ精神に反するドライバー』とも言われたことがあるくらいです」

 

そのすごすぎるシューマッハと、「キラキラ」とどんな関係があるのでしょうか。

 

「勝ちへの執念、というのかな。それは他人から見るとキラキラなんだと思いますよ」

 

そんなすごい人と比べるのもおこがましいと思いつつ、当時は確かに「手段を選ばなかった」自分がいました。

 

 

本気で仕事したことが誰かの記憶に残っている

執念というとドロドロした感じがありますが、「本気」だったのは間違いないと思います。頭からのめりこんでいる状況でした。友人は管理部門だったので、私の「泥臭い営業行為」「あまり褒められない営業行為」は見ていないと思います。

 

ただ、本気度は伝わっていて、「化粧室で携帯が鳴って、『はい!』とすぐ電話とっているの見て、『凄まじい』と思った。」と言ってました。

 

とんでもなく追い詰められながら全力であらがっている感じだったのですが、そんな姿が友人の記憶に残り、「キラキラしていた」という感想になるのです。当時の自分に伝えても信じないでしょうが、なんだか誇らしく感じます。

 

 

今も昔も十分なんだ

いつも仕事への本気度が「自分はまだまだだ」と思っているところがありました。今は「今も昔も私は十分なんだ」と感じています。一生懸命に何かに取り組んでいればもうすでに十分なんです。

 

「あんなに辛かったときですらキラキラしてたのか」と気付いたとき胸に迫るものがありました。涙がこぼれました。人は「辛くて苦しい」時ほど「追い込まれ追い詰められている」時ほどキラキラが増すのです。

 

もっと言うと「そのままで」もうキラキラしているのです。辛くて苦しくて惨めで、血の涙を流すような、不安に押しつぶされそうな時こそ人は輝いているんだと信じています。

 

 
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